• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

どうやってに関してまずはここから

  • TV・エンタメ
    • WOWOW
  • ペット
    • 犬
    • 猫
  • 災害・トラブル
  • スマホ・アプリ
  • 人間関係
  • 仕事・財テク
  • 食事
  • マナー
  • 豆知識

犬

18年も一緒に過ごしてわかった。ペット(犬)のぬくもりがもたらしてくれた心の豊かさ

2016-02-28 by hiyoshi

動物のぬくもりや、もたらしてくれた経験、人とのふれあい、自分にも他人にも優しくなれる豊かさをテーマに書かせていただきます。今回は特に18年一緒に過ごした犬をベースにしました。

犬、猫などペットのぬくもり

ペットブームと言われて久しくなります。かくいう私も21年前から18年間犬を飼っていました。最初は単なるペットとしか考えていませんでした。しかしだんだん、私の生活の中心となり、パートナーという言葉が当てはまるようになりました。ただかわいいだけではなく、いつも無条件に私を待っていてくれて、気づくとこちらを遠くから見ていることや、近くに座っていることもありました。犬の体温は人間より約1度高いのが平熱だそうです。だから暖かかったというのも事実かもしれません。

しかし、離れていても暖かさを感じたのは、犬ですから当たりまえですが、言葉を使わず会話をするように、動きでお互い次に何をするかわかるようになること、共に過ごすことや、同じ空間にいることが暖かいのだと気づきました。もちろん撫でたり抱きしめたりしたらなおさらぬくもりを感じ、毛や体全体を感じることもできました。犬に限らず、猫やハムスター、子リス、フェレットなどでも同じだと思います。さすがに抱き着くこともできない動物もいますが、手で触れるだけや、手の上に乗せたり撫でるだけでも、かわいい、いとおしいと思う気持ちは同じでしょう。そのぬくもりを、人間同士でもスキンシップとして、感じることも多いですよね。

身体の温度だけではなく、なぜかほっとして安心して癒されることもあると思います。自分のペットではなくても、道を歩いていると、撫ででいいかとお子さんからご年配の方まで一日に何度も声をかけられます。飼わずともぬくもりを感じていただけたらなと思いました。動物のぬくもりを感じてみるちょっと豊かな気持ちもあっても良いのではないでしょうか。

犬がもたらしてくれた経験

産まれたばかりの子犬は、人間同様目も話せず、手間もかかり、病気などの心配も多くあります。その点では同じ哺乳類なので、当たり前でしょう。しかし、3か月を過ぎたころからきちんとしつけをすれば、自分でご飯を食べ、排せつもして、お留守番もできるようになります。人間の3歳の子供を一人で留守番させる人は、ニュースで見る怖い話を除いてはいませんよね。もちろん一人でご飯は食べられるようにはなりますが、目を離せないことに変わりはありません。最初に、犬や猫を代表するペットの動物としての成長の速さに、感心しました。わが子は小学校に上がるまで、一人で留守番をさせることはなく、1-2歳はご飯も口までもっていき食べさせていたのに、犬は、一人で留守番をしていました。3歳までは犬ってすごいね、と友人と話した記憶があります。当たり前のことなのでしょうが、つい身近な子供と比べて、独り立ちしている犬をほめていました。

もちろん、言葉が使えるようになったわけではありません。食べ終われば水を飲み、規則正しく排せつをして夜更かしするようなこともない自然のリズムで生きています。毎日同じご飯でも栄養は十分に取れて、毎日の献立を考える必要もなく成長していきます。この経験は人間が一番優れた動物であるというわけではないと実感しました。

今では犬も洋服を着ているのをよく見かけます。一歳程度で体の大きさも大体決まるので、作るのが趣味とか、沢山着替えさせたい方は洋服を頻繁に購入しているでしょう。また訓練という学習もさせます。

しかし、人間は独り立ちするまで、どんどん体が大きくなり何百枚も下着から洋服までが必要です。保育園から高校大学までの教育費も安いものではありません。

我が家では犬に洋服を着せませんでした。一八年間天然の洋服、毛だけで過ごしました。犬を飼って、一番人間と違うなと思ったことは上記以外でも、いじめや、進学による親同士、友人同士での競争がない安心感でした。これ以上求めないと自分で決めた時、犬ってすごいなと思いました。

医療費も保険はあっても健康保険組合や国民健康保険に入れるわけではありませんし、病気もします。毎年必要な注射や薬もあります。けがやいたずらは、人間も似たようなものですよね。

びっくりするようないたずらやけがをすることもありましたが、人間の子供に接するための動物としての本能を教えてもらう経験ができました。それが、子供を育てるうえで人間の豊かさも、動物の豊かさも感じられたことです。

犬のおかげで私が少し変われたこと

大変な人見知りの私は、親しい友人を作ることや新しい知人を作ることが苦手です。立食パーティーなどでもいつも一人で黙々と食べているようなタイプです。

そんな私が、知人を増やすことができたのは、犬のおかげです。獣医、ペットショップ、ペットシッターはもちろん、お散歩のときに顔見知りになる人が増えました。

最初は挨拶もしなかった人から、挨拶や、世間話もできるようになりました。犬がいなくなっても、人間同士のお付き合いが続いている方も多くいます。それは、私が挨拶をしなくても犬同士が近寄って行ったりして、犬連れではなくても犬好きの方から、話しかけられたからです。そうすると自然と人間同士も、挨拶をし、名前や年齢を尋ねるようになっていきます。最初は犬と私だけがお散歩や運動を楽しめばいいと考えていました。声をかけられても、答えることができるようになり、そのうち私から声をかけるようになっていったのです。これは、会社や友人、子供との人間関係にも大きく良い影響を与えてくれました。自分から話しかけるということができるようになったのです。そのおかげで、いつの間にか、相手に対して優しい心をもって話すことや、話を聞く、話題を提供してみるなど様々な変化が起こりました。相手の立場を想像して接することが少しできるようになりました。

おかげで、犬との生活という宝物とともに、人間関係という宝物をたくさん与えられました。そうかといって、別人になったわけではないので、ガラッと性格が変わったということではありません。でも以前の私からはか想像できないほど、人に声をかけることができるようになりました。これが、私が18年間ともに過ごしてくれた犬が残してくれた豊かさだと思っています。

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: ペット, 動物, 犬, 猫, 豊かさ

家族になった猫がFIPに罹りたった2か月で逝きました。猫を飼う前に知っておきたい病気について

2015-10-03 by hiyoshi

子猫が不治の病で亡くなりました。猫の不治の病がこんな身近で起こったことに驚き、心身ともにダメージを受けました。世の中には様々な猫の本が出回っています。私も、猫を飼う前に猫の飼い方の本を読み、猫との生活に必要な道具を揃え、雑誌の猫特集を読んで、私と猫との生活をイメージしていました。

子猫がわが家にやってきましたが、たった2か月で..

猫を飼うと決めてから1年後、ようやく我が家に子猫がやってきました。とても可愛く、性格もよく、静かな我が家で黄色い声が飛び交いました。ですが、でもその生活はたったの1ヶ月しか続きませんでした。

我が家に来て2か月後、死んでしまったのです。

猫の本にも書いてあったのかもしれませんが、きっと白黒で片隅での説明で目立たなかったのかもしれないし、雑誌にはおそらく書かれていない、致死率100%の治療法のない病気を発症したのです。

もしこの病気の存在を知っていたら、もう少し腹をくくって対処できたのかもしれませんが、知らなかったので、1年間待った可愛い子猫が目の前で衰弱して死に向かっていく様子は顔面蒼白でした。

病気の名は猫伝染性腹膜炎、通称FIP

発症する確率は1~5%です。コロナウイルスの突然変異による病気ですが、実は、コロナウイルスは飼い猫ならどの猫でも持っています。原因は不明です。コロナウイルスが突然変異を起こすと、死んでしまうことでしか鎮まる方法がありません。

薬もワクチンも存在しません。

FIPはドライタイプとウエットタイプに分かれ、ウエットタイプであれば腹水がたまるのでわかりやすいのですが、ドライタイプは器官をジワジワと痛めつけるので、症状が出るころは末期と思ってよいです。

我が家はドライタイプでした。

食欲不振から始まり、片目が赤くなり(ブドウ膜炎)、子猫にはありえない静かさ(沈鬱化)で、叫びながらのたうちまわり(てんかん)、後ろ足がマヒしてトイレに行けなくなり、神経も破壊され頭は傾き、全身マヒになると抑制力がなく、飼い主の指を血が出るまで噛みました。

点滴をしても本当に1日だけ元気で、対処療法でしかありません。点滴をした数日後にもっと悪くなる姿を見るのは地獄でした。

トイレに行けなくなってからは、犬猫用のおむつをしましたが、SSサイズなのに日に日にゆるくなり、隙間から漏れていました。

生きる屍にしか見えなく、右側から流し込んだ流動食がすべて左側から流れたとき、もうダメだ、と思いました。そして数日後、明け方、ゲージの中でのたうちまわり、死にました。

普段、あまり感傷的にならない私ですが、ここまで生き物を可哀想と思ったことはなく、心臓がキュッとなり、身の張り裂ける思い、という言葉を知りました。

猫を飼って4ヶ月

怒涛の日々でした。猫のことだけやるわけにもいきませんでしたし、知らないことについて緊急に調べて判断して発言しなければいけなかったし、少しの外出もままならず、元気であろうとしましたが、ショックとストレスで10キロ太りました。

猫をこれから飼う人も飼っている人も、FIPは知っておいた方がよい病気です。FIPの原因と治療法が確立することを願ってやみません。

最後に

同じような思いをしている方、他にもいらっしゃるかもしれません。この子猫はブリーダーから購入した猫でした。保証問題についてやはり話をしております。次の記事でご確認ください。

ブリーダーから購入した生後4ヵ月の猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)で亡くなった。2か月で亡くなった猫の保証について

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: FIP, コロナウィルス, 子猫, 猫伝染性腹膜炎

犬を家族として迎え入れるオススメの手段はペットショップで購入?それとも里親?ブリーダー?

2015-07-30 by hiyoshi

犬を飼おう!そう家族で決定し、どんな犬を飼うかを相談して、いざペットショップへ…と。その前に、ご自宅に迎えるに本当にペットショップで新しい家族を迎えるのがベストかどうか考えてみましょう。

健康な犬を手にいれたお手頃で便利なペットショップ

ペットショップで犬を買う場合、大手になるほど多くの犬種が揃っていて、同じ種類の犬でも好みの犬を選ぶことができます。

また、犬の飼育にあたって必要な飼育グッズも一緒に買い求めることが出来、しかも、その犬がショップでどのフードを食べていたかなどの情報を得て最適なフードを買い求めることが出来るなどのメリットがあります。

ここで、ペットショップを選ぶ時のポイントを考えてみましょう。

犬をペットショップから家族として迎えるときのポイント

やはり、生体である犬の健康を維持するために、愛情と清潔に念を入れているか、それをじっくり観察して下さい。目や耳を痒がっている、しきりに体を後足で掻いている場合は、何らかの皮膚炎に罹っている可能性もあります。

この場合、ショップで治療後に引き渡してくれるという、責任ある態度があればいいのですが、平気で病犬を売りつけるショップもやはり存在するのです。

また、生後42日より早く母犬と引き離すことは禁じられていますが、子犬は小さければ小さいほど可愛いものとして、より小さい頃にショップに引き取り、販売する業者もあります。生後何日か、必要なワクチン接種は済んでいるかを確かめて下さい。

どれぐらいのアフターケアが約束されているかも重要です。何かあったら来て下さい、の一言は、とても誠意のあるものです。

ブリーダーから犬を手に入れるのは安心?

ブリーダーというと、最近ではブリーダー崩壊、犬の放棄というイメージが浸透しつつありますが、ブリーダーには

  • シリアスブリーダー
  • パピーミル

の二種類があります。

シリアスブリーダーとは

シリアスブリーダーは、犬の個体数も少なく、家族ぐるみなど個人で経営しているところが多く、犬はケージに入れずにリビングや犬専用スペースで自由に過ごさせて、のびのびと生活させることにより、心身の安定と健康に気を配っています。

パピーミルとは

パピーミルは残念ながら、どんどん生ませろ、いらなくなったら捨てろ、の業者が少なくないのが現実のようですね。このふたつを見極めるのはそう簡単ではないのですが、まず最初に「見学」を頼んでみましょう。

良心的な優良ブリーダーは、見学を拒否しません。犬がどのような環境で育っているか、清潔な生活をしているか、どんな性格に育っているか、これを見せてもらうことが肝心です。

ブリーダーから譲ってもらう場合、ペットショップと同じで、42日以前に譲るブリーダーはアウトだと思って下さい。譲ってもらう日を、まずブリーダーに指定してもらいます。優良ブリーダーなら、ワクチンも済んだ60日以降を指定してきます。これが簡単なブリーダーの判別方法です。

犬の里親になるという手もあります

日本では毎日数多くの犬が殺処分されている悲しい現実が続いています。そして、安全に保護されながら、新しい飼い主の元で新しい幸せを手にする日を待っている犬も多くいます。里親サイトを覗いてみられるのもいかがでしょうか。

純血犬、子犬にこだわらず、ただ犬を飼おう、家族として迎え入れて愛情を注ごうと考えていらっしゃるなら、里親募集されている団体などに、一度問い合わせをしてみて下さい。家族構成や居住空間の確認など、ハードルは低くありません。

また、犬は無料ですが医療費の一部を負担する必要があります。それでも、一匹の犬が幸福を手にすることができるのです。大切な犬に出会う方法は「買う」という手段だけではありません。前の飼い主と不幸にも引き離された一匹を救ってあげる方法も考えてあげて下さい。

最後に

いかがでしょうか。犬ブームとなってきて、大枚をはたいて犬を家族に迎え入れる人がごく普通になってきましたが、お店の選び方、ブリーダーの区別、里親制度があることなど、ご存じだったでしょうか。

これから犬を飼おうと思っていらっしゃる方は、ちょっとのポイントに注意して、大切な犬が健康で家族の一員になるように、じっくり楽しんで選んで下さい。

また、続けて次の記事をご覧ください。

ちょっと待って!ペットショップ以外選択肢もあるよ!ペットショップで犬を買う前に考えて欲しいこと

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: ブリーダー, ペット, ペットショップ, 里親

子犬がもつ特徴「ベビースキーマ」が保護欲求を刺激。その子犬を飼う前に大丈夫か冷静に検討ください!

2015-07-22 by hiyoshi

ペットショップにいる子犬がじっとあなたの目を見つめてきます。あなたは、どんな気持ちでしょうか。子犬を連れて帰る前にきちんと家族で大切なことを確認しませんか?犬は簡単に捨てることができない生き物なのです。

子犬を見たときに起こる脳の変化

やさしい、あたたかい、なんとも言えない気持ちになりませんか?よし、家に連れて帰ろう!この出会いは、運命にちがいない!ちょっと、待ってください。子犬の

  • 大きな頭
  • つぶらな瞳
  • ちいさな口

は、あなたの「ぎゅっとだきしめたい!」スイッチをオンにします。犬は、子どものオオカミから特に「かわいい」特徴を強調し、つくられたとも言われています。

動物行動学者コンラット・ローレンツは、これら子犬がもつ特徴「ベビースキーマ」が、見る者の保護欲求を刺激すると解明しました。あなたのその気持ち、子犬のベビースキーマに刺激され、スイッチオンになったのでは…?

子犬を見たときの気持ちは、ある意味、恋愛感情と同じです。かわいかったおチビちゃんも、成長して子犬らしさが減ると、あなたも「ぎゅっとしたい」とは、思わなくなるでしょう。恋する気持ちが、次第に落ち着いていくのと似ていますね。

飼いたい犬種が成犬になっても、その先十数年一緒にいられるでしょうか?

犬の飼育。映画と現実は違う

それでも犬と一緒に暮らしたい!という方に、次の質問です。「名犬ラッシー」、「わんわん物語」など、犬が大活躍する映画を見たことがありますか?

「名犬ラッシー」は、飼い主の少年から遠く引き離されたラッシー(コリー)が、少年を想って苦難を乗り越え、満身創痍で少年の元にたどり着きます。「わんわん物語」では、コッカースパニエルのレディと雑種のトランプが、ロマンチックな恋に落ちます。

犬と一緒に生活すれば、自分も素晴らしい経験ができるのではと、思っていませんか?

しかし、これらのブームの裏に、不幸になったワンちゃんもいるそうです。コリーが無駄吠えするのを、ケア不足のためのストレスと知らず、捨てる人がいたとか…。

コッカースパニエルは、家庭犬にも向いていますが、太りやすく、コートのお手入れが多く必要だとか…。実際、映画に出てくるような犬はどこにもいないのです。

最後にお伝えしたいこと

改めて、あなたが愛犬に求めるものを、徹底的に考えましょう。あなたが欲しいのは、散歩・ジョギングを楽しめる友人ですか?それなら、コリーのような運動が大好きなパートナーが良いでしょう。

それとも、手間がかかってでも、かわいい家族が良いでしょうか?運動とコートのケアが必要ですが、陽気で優しいコッカースパニエルが向いているでしょう。

愛犬との生活は、すてきですばらしいことだけ、ではありません。でも、きちんと

  • 手間
  • 時間
  • 愛情

をかければ、これほど素晴らしい家族はいません。愛犬と一緒の生活は、癒し、愛情、深い心のつながりなど、すばらしい経験となるでしょう。

あなたの愛犬は、家でどんなかわいい・愛しい姿を見せてくれるのでしょう?あなたが帰宅すると、喜んで飛びついてくるかもしれません。寝顔を見れば、あなたもホッとするかもしれません。

さあ、あなただけの理想の愛犬を、探しましょう!

最後に

きちんとご家族の同意を得てからペットは飼う必要があります。今まだお悩みのかたは次の記事をお読みください!

今、ペットを飼うか迷っている方へ。私が犬を飼ったのは家族全員の同意があったからです!

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: コンラット・ローレンツ, ベビースキーマ, 子犬, 犬

お金がないと子犬は買えない!?10年以上先のことも考えてほしい。犬を飼う前に考える大切な覚悟とは

2015-07-15 by hiyoshi

やわらかい毛並みの、丸々と太った子犬があなたの目の前にいます。子犬はつぶらな瞳であなたをじっと見つめます。あなたは、子犬を抱き上げ、すぐに家へ連れて帰ります。家族はその子犬を温かく迎えます。犬は家族からいっぱいの愛情を受け、ぐんぐん成長し、家族みんなの日々を豊かにしてくれるでしょう。でも、ちょっと待ってください。話はそんなに簡単なことではありません。犬を家族に迎え入れるということは、その犬の命を一生預かるということです。犬を飼う前には覚悟が必要です。

飼う前の心構え­━­­10数年先を見すえて

最近では、15年以上長生きする犬が増えてきました。想像してみてください、あなたは歳をとります。犬もやがて年老いて介護が必要になり、最後は死を迎えます。

犬が飼える環境ですか?

室内、室外ともに充分な広さと暑さ・寒さ・雪・雨・日射の対策が必要です。犬は吠えるし、時として逃げ出します。近所に迷惑をかけないよう飼えますか?

家族全員、犬が好きですか? 

家族全員の愛情があって、初めて犬は家族の一員になります。食事の世話、散歩、トイレの始末、グルーミング、爪切り、病気やけがをしたときの対処など誰かひとりの負担にならないように話し合うことが大切です。犬をどのようにしつけるか、正しい知識を家族全員で共有しましょう。

家族に犬アレルギーを持っている人はいませか?

犬アレルギーとは、犬と接触することによってアレルギー反応が引き起こされ、くしゃみ、鼻水、咳など風邪とよく似た症状が出ることです。犬アレルギーを持っている人がいないかどうか、家族全員が事前にアレルギーテストを受けておきましょう。

一生面倒を見るだけの経済力と心のゆとりはありますか?

犬を購入する費用のほかに、飼育グッズ、エサ代、シャンプーその他消耗品、予防接種や健康診断、避妊・去勢手術代など、思ったより費用がかかります。人間の子どもを育てるぐらいの気持ちを持っていたいものです。

犬種­━どんな犬と暮らしたいですか?

犬の種類はたくさんあり、それぞれ特徴があります。じっくり時間をかけて自分の生活や家庭の状況に合わせて犬種を選びましょう。

チェック項目は、

  • 血統(純犬種、雑種)
  • 種類(牧羊犬、猟犬、愛玩犬)
  • 習性、オスかメスか
  • 大きさ(大型犬、中・小型犬)
  • 屋外運動の必要性、訓練の必要性
  • なつきやすさ
  • 毛の長さ
  • 毛の色
  • 鳴き声
  • 手入れ方法

などです。

もちろん、個性はそれぞれ違いますが、種類によって穏やかさ、慣れやすさ、運動能力などに特徴があります。

例えば家に子どもがいるならゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、運動をともに楽しみたいのなら、コーギー、ボーダーコリー、アイリッシュセッター、高齢者のいる家庭には、プードル、ペキニーズ、マルチーズ、チワワ、バグなどがおすすめです。

登録が必要━犬にも戸籍?

法律によって、生まれてから91日以上の犬には、犬の登録と狂犬病予防注射が義務付けられています。飼い主は、住所地の市区町村や保健所等で犬を登録し、鑑札を交付してもらいます。

狂犬病予防注射は毎年必ず一回受けて、注射済票を交付してもらう必要があります。鑑札と注射済票を犬の首輪に付けることも義務です。 

犬の購入方法━どこで買いますか?

ペットショップ

店内が不衛生ではないか、店員が知識をきちんと持っているか、3か月未満の子犬を売っていないかを確認し、何度もお店に通って、じっくり考えてから決めましょう。子犬は可愛いので抱っこをすると衝動買いをすることがあります。

ブリーダー

良いブリーダーは良い血統の犬をわが子のように愛情を持って育てています。子犬が生まれる時期があるため、すぐに手に入らない時期がありますが、犬種の良いところ、悪いところが分かり、育て方のアドバイスもしてくれます。

なかには悪質ブリーダーがいるので注意が必要です。そのほか、友人・知人から譲ってもらったり、動物保護センター、里親探しのホームページなどから引き取ることができます。 

ベストパートナーと豊かな人生を!!

犬は飼い主を主人と決めたら、絶対の信頼を寄せてきます。真っ直ぐな瞳で、大好きなご主人の顔を見つめます。正しくしつければ決して裏切りません。犬との生活は、心から楽しいものです。その犬を幸せにするのも、不幸にするのも、あなたの意識と行動次第です。犬を飼いはじめたら最期まで愛情を持って飼いましょう。

最後に

30年間も犬と一緒に過ごしてきた方の記事があります。是非参考にしてください!

犬と一緒に生きた30年から学んだ大切なこと。犬とともに過ごした30年の体験談

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: ブリーダー, ペット, 犬

ちょっと待って!ペットショップ以外選択肢もあるよ!ペットショップで犬を買う前に考えて欲しいこと

2015-07-12 by hiyoshi

ペットショップのショーウインドーの中では色んな種類の可愛い仔犬が寝ていたり、じゃれ合っていたり、とっても可愛いですよね。でもペットショップで犬を買う前に考えて欲しいことがあります。犬を飼われることを検討されている方は是非最後までお読みください。

悲しい犬の殺処分の現状について

こんなに悲しい話知っていますか。現在、日本では毎日約700頭の犬が炭酸ガス(二酸化炭素)で殺処分されています。そのほとんどが血統書付きの飼育されていた、飼い主自身に持ち込まれた犬たちです。

そして毎日約1600頭もの犬が販売されています。施設で働く方々の啓蒙活動や、インターネットで情報を拡散できるようになったことから、近年では各都道府県の殺処分数は年々減少していますが、昔に比べ高齢犬が飼い主によって持ち込まれるケースが増えてきているそうです。

ペットショップ以外で犬と出会える場所

動物管理センター

殺処分場としての機能しかないと思われていることが多い施設ですが、譲渡も行っています。ただし収容期間内に里親が決まらない場合は処分されてしまいます。

この収容期間は施設により様々で当日〜1週間程と差があります。施設に収容されている犬の詳細などは市役所・区役所などの自治体や保健所・センターに電話をするか、ホームページや掲示板などで検索することも可能です。

動物保護団体

日本には日本動物愛護協会・日本愛玩動物協会・日本動物福祉協会などの交易団体の他に、大小様々なNPO法人や任意団体が数多くあります。これらの団体のほとんどが定期的に譲渡会を開催しており、日程はホームページで確認することができます。

譲渡会場で里親の申し込みをし、面談をした後に契約・譲渡となりますので、基本的には申し込み当日に連れて帰ることは出来ません。

譲渡の許可がおりる条件も団体により様々で、一人暮らしの方や高齢の方だと里親になれないこともあります。譲渡会を開催していない期間でも、電話やメールで問い合わせれば、いつでも保護犬たちに会うことは可能です。

里親募集サイト

インターネット上にある里親募集のサイトを経由して団体や個人と連絡を取り合い、里親になることができます。最近ではSNS上での里親募集もあり、個人同士での譲渡も一般的になってきています。

ただ、詐欺なども多発しているので注意が必要です。個人同士の譲渡でも契約・譲渡には数日から数週間かかります。飼育条件などしっかり規約がある場合もあります。

ブリーダー(個人)

ペットショップや卸業者と契約せずに個人で繁殖・販売をおこなっているブリーダーから購入する。業者と契約しているブリーダーより飼育頭数も少なく、年間の出産回数も少ないので、親犬も仔犬も丁寧に飼育管理されています。

仔犬の情報はホームページで公開されており、予約することも可能です。

日本での飼育頭数の少ない犬種をお探しの場合、ペットショップで探して購入するよりも、その犬種をブリーディングしているブリーダーから購入したほうが、犬種特有の病気や性格、注意点など専門的な知識を得ることが出来ます。

最後に

仔犬の頃にしか無い可愛さ・育てやすさ・慣れやすさなどもあり、ペットショップで仔犬を購入する方は多いです。しかし仔犬と出会える場所は他にもたくさんあります。

東京都では2020年までに殺処分数を”0(ゼロ)”にする活動が行われています。日本全国での殺処分数が”0(ゼロ)”になる日がくるといいですね。

また、家を飼うことについて悩んでいられるかたへ。実際にペットを迎えるまでにどのようなプロセスを踏んだか、とある家庭がとった行動について次の記事でご確認いただけます。

今、ペットを飼うか迷っている方へ。私が犬を飼ったのは家族全員の同意があったからです!

よかったらお願いします!

Filed Under: 犬 Tagged With: ブリーダー, ペット, ペットショップ, 動物管理センター, 犬

  • Go to page 1
  • Go to page 2
  • Go to Next Page »

Primary Sidebar

最近の投稿

  • WOWOWおすすめ番組㉗
  • WOWOWおすすめ番組㉕
  • WOWOWおすすめ番組㉔
  • WOWOWおすすめ番組㉓「ドラゴンボール」2
  • WOWOWおすすめ番組㉒「ドラゴンボール」
  1. 雨傘に寿命はある?雨傘の買い替えどきはいつ?長持ちさせる使い方とは?
  2. 間違って届いた郵便を勝手に捨てるのは違法!誤配郵便物の正しい処理方法
  3. 猫の血統書を発行しているキャットクラブについて
  4. ちょっと待って!ペットショップ以外選択肢もあるよ!ペットショップで犬を買う前に考えて欲しいこと
  5. ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で再確認!日本の食事シーンは美しい。お箸の持ち方、食器の置き方、きちんとできていますか?

カテゴリー

  • TV・エンタメ
  • WOWOW
  • スマホ・アプリ
  • ペット
  • マナー
  • 人間関係
  • 仕事・財テク
  • 災害・トラブル
  • 犬
  • 猫
  • 豆知識
  • 車・運転
  • 食事

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿フィード
  • コメントフィード
  • WordPress.org

Copyright © 2021 · Genesis Sample on Genesis Framework · WordPress · Log in