暑い日が続いています。夏は暑いものと相場が決まっていますが、しかし、夏も出来るだけ電気など使わず自然に涼しくすごしたいものです。その一つの方法として、打ち水がありますよね。
打ち水をしてますか?
昔、子供のころ、よく、家の前の道路に打ち水させられました。当時、どこの家庭もクーラーなどなく、各家庭は自宅の前はもちろん、隣近所まで打ち水したものです。当時は道路だけでなく、駅のプラットフォームでも駅員さんが打ち水していました。
ところで道路に水をまくと、たしかに涼しく感じます。以前、テレビで放映していましたが、打ち水は周囲の気温を2度ほど下げるそうです。しかし、最近は打ち水をする家庭も少ないようです。
打ち水より、家の中に閉じこもってエアコンをかけたほうが快適と考える人が多いようです。
たしかに打ち水をしても、せいぜい数十分しか持ちません。乾いてしまえば、冷房の効果はありません。手間から考えると、やはり打ち水よりエアコンです。しかし、中にはエアコンより、自然の冷房の方が好いという人もいます。そんな人にお勧めなのは現代版打ち水です。
現代版の打ち水を知っていますか?
どういうことかといいますと、家の外側に水の入ったバケツを並べるのです。それだけで冷房の効果があります。とくにマンションなどに住んでいる場合、ベランダに水の入ったバケツをいくつか並べておくと、打ち水に近い効果が期待できます。
単に水の入ったバケツを並べておくより、植物を植えた植木鉢を並べておくほうがよいでしょう。
ご存知のように、植物の葉から水分が蒸発します。蒸散です。それによって、気温は少し低くなります。私の自宅の壁には蔦がはっています。これは人工的に植えたわけではありません。鳥のいたずらでしょうか、いつの間にか、家の西側の壁に蔦がはっていました。
あまり、蔦が増えすぎると、家を傷めるので困りものですが、なんだか、少し涼しい気がします。都会のマンションに住んでいる友人たちにはベランダで小さな木を育てるように勧めています。少し大きな植木鉢で金柑などを育てるだけで部屋の中が涼しくなります。
おまけに、金柑はおやつにもなりますし、一石二鳥です。
すだれも大活躍をしています
さて、最近、街を歩くと、窓の外側にすだれをかけている家庭もよく見られます。このすだれはカーテンより、熱を防ぐ効果は大きいです。というのは、カーテンは部屋の中に入った熱気をさえぎるのですが、すだれは、その熱気を部屋の外側で遮るのです。
ところで、このすだれに布を張って、その布の下端を水につけたらどうでしょうか。水は毛管現象によって上へと吸い上げられます。その水が絶えず、蒸発すれば気温は下がるとおもいます。
本当にそんなことが出来るのか、と考えている方もいるとおもいますが、出来るのです。化学分析でクロマトグラフィーという方法があります。
以前、テレビで「仁」という番組をやっていたのをご存知でしょう。現代の医者が江戸時代末期にタイムスリップする話です。その番組の中で短冊状に切った和紙の下端を溶媒(水など)に漬けて、溶媒を上げていました。それがペーパークロマトグラフィーです。
それを利用するのです。この話を友人にすると、彼はすだれに水をかけたり、すだれに布を張って、それに水をかけているといいます。まあ、色々な方法があるものです。
最後に
夏の電気の使い方。実は間違って使っている人は多いのです!次の記事で家電に関する節電テクニックをご確認ください!
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