夏休みの計画はもうお決まりですか?海レジャー、川原でバーベキュー、山でキャンプ、あるいは車や新幹線で遠出、いっそ飛行機で海外へと羽を伸ばしに行かれる方も多いことでしょう。準備万端だとは思いますが、いざバカンスに突入すると意外に重宝するのが「読書」です。しかし荷物は出来るだけ軽くしたいですから、薄い文庫本を隙間に押し込むのが限界…だったのはもう昔の話になりました。今や本棚丸ごとのボリュームを、スマホに収めて片手で持ち歩けてしまうのです。早速「読書タイム」を豊かにするアプリやサイトをご紹介しましょう。
Kindle(キンドル)アプリ
電子書籍の普及をリードするKindleは、タブレット専用アプリと思い込まれている方もいるようですが、キンドルのアプリは、各種スマホに無料でインストールできます。巨大ネットショッピングサイトAmazonユーザーであれば、そのアカウントでKindleにサインインができてしまう点も便利です。
ついているサンプルは、いわば購入前に立ち読み感覚で中身をチェックができる機能です。漫画などの連載作品の場合は続きの巻を間違えず揃えるのに役立ちます。小説を読む際、スマホだからと文字が特別読みづらいこともなく、紙媒体とほぼ同じフォントのため、読書の雰囲気をしっかり味わえます。
10,000冊以上の無料本があるのも魅力的です。不朽の名作をはじめ、昔懐かしの作品を無料でダウンロード、もちろんコミックも多数あります。このサービスは、ユーザーによるレビューでも高評価に値します。
そして1クリックで購入できるシンプル&スピーディーな点は、読書家にはとても有効ですが、優柔不断で慎重派には『要注意』です。うっかり押しをしそうなら1度ログアウトしておきましょう。
https://www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/kcp-landing-page
pixiv(ピクシブ)サイト
2016年春クールのドラマ「重版出来!」でも取り上げられた実在のサイトです。個人で書いた小説、作画ソフトで描かれた漫画やイラストなどを誰でも無料閲覧できます。会員登録すると自身のページを持ち作品をアップすることができるうえに、制限されている(R指定など)作品なども条件クリアすれば楽しむことができます。
ドラマではオタクや同人誌の専用サイトのような扱いでしたが、ユーザーの垣根はあまりなく、妄想・空想・創造に特化したサイトといえます。つまり個人が愛するキャラクター
- アニメ
- 漫画
- アイドル
- 俳優
- 女優
- ミュージャン
- タレント
- スポーツ選手など
を題材にして、二次的創作にいそしむことを「ファンで分かち合う」のが目的。例をあげれば俳優Aさんが主演したドラマや映画での役柄の「その後ストーリー」や「サイドストーリー」そして「パラレルワールド」などを、原作と俳優Aさんをリスペクトする範囲内でオリジナル作品を生み出し、ファンの間だけで楽しむことを主としています。当然のことながら、著作権や商業利益に触れないことが暗黙の大前提です。
「こういう場面を見たかった」「あのキャストとくっついて欲しかった」というファンゆえのこだわりや燻りを発散でき、閲覧するファンといえば続編や番外編を味わう感覚で時間を忘れます。原作や本編では大人の事情で描かれない世界を、文章力や画力のある一般会員が創作するとあって、独特の面白みに満ちています。
http://www.pixiv.net/
トルタ アプリ&サイト
トルタもpixivと同じく、誰でも無料閲覧でき、会員になれば作品を投稿できます。ただトルタの場合は恋愛小説専用サイトで、オリジナル作品であることが原則で二次的要素は含まれません。そのため「小説を書いてみたい」「自分の作品で腕試しがしたい」「作品を通じてファンを獲得しゆくゆくは作家デビューしたい」という、モチベーションの高い書き手が多く集まるサイトです。
恋愛がテーマであればジャンルを問わないので、
- 学園モノ
- オフィスラブ
- SF
- ファンタジー
- 時代劇
- アクション
- バイオレンス
- 刑事モノ
- 医療系など
書き手が得意な世界観を自由に書くことができます。
さらにトルタには、読み手が直感的に評価できる「きゅん機能」を採用し、心がきゅんと反応したセリフ、表現やストーリー展開にタップで評価することができます。
書き手はどこにどれだけ読み手が反応したのか、サイト内のページで把握することができるので、先々の創作にどうアレンジやブラッシュアップが必要なのかを分析し改善に活かせます。
純粋な創作活動に専念でき、いわゆる恋愛小説のインディーズが集まり、いつプロデビューのチャンスが舞い降りのか書き手も読み手もワクワクが交差するサイトです。
http://trte.jp/
まとめ
本物の作家の作品から、空想と妄想と作文に長けた一般人の文章まで、読みたいときにすぐ読める距離感(手元)に置ける時代となりました。読書離れどころか、長文に親しもう!という成熟したスタイルに思えてきます。
個人的にお気に入りなのがpixivで、何年も前に放映済みのドラマだというのに、今だ昨日今日のような感覚で新作が落とされていたりします。続編や映画化するにふさわしい作品の見分け方は、制作者サイドのご都合に頼らず、こうした反響もふまえてドラマや邦画も盛り上げて欲しいものです。
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