やることに追われる現代人。時間を有効に活用したいと思っている人は多いと思います。その方法がなかなか分からないという方に、すぐに実践できる簡単な方法を3つお伝えします!
時間の有効活用のために「リラックスタイム」をつくる!
えっ、時間の有効活用がリラックスタイム?と驚きの方も多いかもしれません。でも、この方法は時間を有効活用するための最初の一歩なのです。リラックスタイムには2つの効果があります。
1つめは、集中する時間とリラックスする時間を分けることで、家事や仕事にメリハリが出ること。2つめは、リラックスタイムを目指してやる気がアップすることです。
小学生の頃を思い出してみてください。授業と授業の間には、必ず「休み時間」がありましたよね。
多くの方は昔から「1時間に15分程度の休憩」を挟んで勉強をしてきたのです。一般的にも「45分間作業し、15分休憩する」と効率がいいとされていますから、大人になった今でも休憩は必要なものなのです。
とはいえ、そんなにこまめに休憩をとれないのが大人。だから自分で自主的に「リラックスタイム」をつくる必要があるのです。家事がひと段落した隙間、仕事から帰宅した直後、お風呂から上がった後。
何をしてもかまいません。
「これは自分へのご褒美だ。今はとてもリラックスしている」と感じることが重要なのです。リラックスタイムの前後の効率ややる気がアップすることで無理なく時間の有効活用ができるという仕組みです。
仕事中であればゆっくりと肩や腕をマッサージしたり、コーヒーをゆっくり飲んだり。家事や育児の途中であれば30分だけテレビを見たり、スイーツを楽しんだり。1日2回、15分~30分が目安です。
自分にご褒美を与えることで時間の有効活用をしましょう。
自己管理は「いつでも・どこでもメモ」で管理
きちんと自己管理したいという方には、「何でも」メモすることをおすすめします。小さなスケジュール帳よりも、たくさん書けるノートやスマートフォンがベター。
メモする際、「日付・何を・いつまでに」を必ず記入することが大切です。逆に言えば、この3点を書き込んでおくだけで優先順位が分かり、作業に取り掛かりやすくなるのです。やるべきことに限らず、体調や気分を記入するのもいいでしょう。
文章でなくてもかまいません。
○や△といった記号や、イラストでもいいのです。携帯やスマートフォンなら、絵文字でもかまいません。1日の終わりや時間がある時にメモを読み返すことで、
- 「月曜日はこんな用事が多いな」
- 「木曜日は疲れやすいんだな」
といった自分の傾向が分かります。気付いたことを生かしてスケジュールを管理できるようになれば、今よりぐっと時間を有効活用できるはずです。
寝る前の工夫で1日が変わる!早起きしなくてもいいんです
最近人気の「朝活」は、朝早く起きて時間を有効活用するというもの。しかし、挑戦してみたけれど「早起きできない・早起きしても頭がぼーっとして勉強や仕事にならない」という方も多いはず。
早起き体質に変わる方法として「遅寝・早起き」を数日繰り返すというものがありますが、これは荒療治。すべての方に向いているとは限りません。
看護士さんから聞いた話ですが、「自分に合った睡眠方法が一番いい」のだそうです。無理な早寝・早起きは1日のリズムを崩し、体や心に負担をかけてしまう可能性もあるのです。
でも、今のままじゃ何も変わらない…とお悩みの方には「寝る前」にひと工夫することをおすすめします。ご自身の「寝る前」はどんな状態ですか?どんなことをしていますか?もし何もせず、だらだら過ごしているのならここが改善ポイントです。
思い切ってテレビを消し、スマートフォンの画面を閉じましょう。
また、寝る前にどうしても何かしたくなるのは「その日に満足していない」から。でも、やるべきことをすべてやったなら、それは1日を有意義に過ごした証です。自分を褒めて、満足していいのです。
寝る前にしっかりと「満足」することでいい睡眠、そして次のいい1日が得られます。
最後に
心や体を休めるリラックスタイムを作ることでやる気をアップさせる。いつでもどこでも「やること」をメモし、スケジュールを管理して時間を有効活用。睡眠時間や寝るタイミング、起床時間は自分に合ったものを。
寝る前のだらだら時間を減らし、1日に満足することで自然とベストな睡眠リズムに近付いていきます。大切なのはリズムを整えること。そうすることで無理なく時間を有効活用できるのです。ぜひ、試してみてくださいね。